column大工さんの豆知識

群馬で階段付き小屋裏収納

2017.06.19

こんにちは。藤岡市の工務店 株式会社和建匠(なごみけんしょう)です。

 新築家屋を建てるにあたり、ほとんどの方が収納に興味を持たれます。生活していく上でどんどん荷物が増えて部屋が狭くなっていく経験はありませんか?そんの方の悩みを解決するのが小屋裏収納です。天井裏のスペースを有効利用する事で生活スペースを広く使うことができます。そんな便利な小屋裏収納について紹介いたします。

小屋裏収納とは

小屋裏(屋根裏)の余剰空間を利用して設ける物置等のことをいいます。
基準を満たせば小屋裏収納は床面積に含まれません。用途については収納に限定されます。

階段付き小屋裏収納のメリット

●収納スペースは正義!居住空間がスッキリします!
 普段使わない季節物(こたつ、雛飾り、スキー用品など)、子供の時の思い出の品、旅行用バッグなど、なにかと生活をしているうちに溜まってくる大きい物をまとめて置いておけます。趣味の用品の置き場にも最適です。

●階段付きは安全に荷物の上げ下げ出来る
天井からハシゴを吊り下げるタイプのものに比べ階段幅が広く、手摺もついていて荷物の上げ下げ時の破損リスクも軽減できます。

●小屋裏収納は楽しい!
 小屋裏収納は天井高140cm未満という制限があり、大人は中腰での移動を余儀なくされ生活の場としては向きませんが、工夫次第で生活をより楽しく過ごせるスペースになる可能性を秘めています!

階段付き小屋裏収納のデメリット

●屋根の高さが上がる
 お客様のデザインの好みになりますが小屋裏の高さを確保する分、家全体の高さが上がる傾向にあります。

●屋根直下の小屋裏収納は暑くなりやすい!
炎天下の鋼板屋根の表面温度は70℃にもなります。その場合、天井の温度は40℃となり断熱施工がなければ室内でも熱中症に陥る危険な温度になります。

 和建匠ではこのデメリットを解消するため「遮熱シートレフミラー96」をオススメしています!放射熱の大部分をカット。宇宙服に採用された技術も使われています!

・断熱住宅用アルミシート実験装置(完成見学会時にご覧いただけます)

小屋裏収納・よくあるご質問

●3階と小屋裏収納の違いは?

→ 小屋裏収納は「部屋の高さが140cm未満」など、いくつか基準が設けられております。
あくまでも「収納スペース」で居住スペースではありません。という位置づけです。
また3階建てになると建物の強度が必要となり、柱の太さなどが設計自体がまったく変わってきます。詳しくはお問い合わせ下さい。

各自治体の取扱いについて・外部リンク

小屋裏物置等の取扱いについて (高崎市)